こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。

北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。

今回は、マグネシウムの摂取量を増やすのに注意すべき点をお伝えします。

まずはマグネシウム不足を疑う際のポイントですが、問診や血液検査リーディングにおいて・・・

・慢性疲労

・不眠

・高血圧や不整脈

・筋肉がつりやすい

・月経痛がひどい

・便秘気味

・慢性的な頭痛がある

・中性脂肪が高いor低い

・ALPが高いor低い

・空腹時血糖やHbA1cが高い

・オリゴスキャンや毛髪ミネラル検査でマグネシウムが低い

などが見受けられる場合はマグネシウム不足を疑います。

中性脂肪の数値が高い場合は、マグネシウム不足によって中性脂肪を分解する酵素であるLPLの不活性を疑います。

中性脂肪が低い場合は、マグネシウム不足による過剰な交感神経の活性が起こり、中性脂肪が分解されていることを疑います。

次に摂取量についてですが、日本の食事摂取基準では男性350ｍｇ程、女性300ｍｇ程とされています。

実際の摂取量は令和元年国民健康・栄養調査報告によると247ｍｇとなっており、50～100ｍｇの不足が考えられます。

令和元年国民健康・栄養調査報告｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)

※コロナウィルスの影響により近年は実施されておらず、令和元年が最新版となります。

マグネシウム不足が疑われる場合は摂取量を500～600ｍｇまで増やすと良いでしょう。

600ｍｇまで増やした場合は基本的には「マグネシウム不足に由来する不調」は消失します。

つまり上記の問診などで拾い上げた問題点は解決するはずですが、それでも残っている場合はマグネシウム不足以外が問題になってることが考えられます。

食生活の改善でマグネシウム摂取量を350～400ｍｇ程度まで増やし、サプリメントで150～200ｍｇ程追加することが多いです。

食事では

主食を未精製穀物に変える

主食やみそ汁にゴマをふりかけて食べる

味噌汁やサラダに海藻(特にあおさ)をいれる

納豆や豆腐などを積極的に食べるようにする

葉物野菜(特にほうれん草)を食べるようにする

補食にアーモンドナッツを１０粒程度食べる

ドリンクや味噌汁へにがりを2滴ほど入れる

この辺りを行ってくと良いでしょう。

1食だけで急激にマグネシウム摂取量を増やすと下痢を起こす方もいるので、1日を通して満遍なく増やせるのが理想です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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