肺水腫と栄養の関係
2023/05/15
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は、肺水腫と栄養の関係です。
肺水腫の原因として
①血管内圧の上昇
②血管膠質浸透圧の低下
③血管透過性の亢進
があります。
この3つに対して栄養療法で行うべきことをお伝えしていきます。
要は「慢性炎症の収束」「消化管の健全化」「栄養素の充足」になります。
そのために
1リノール酸や動物性飽和脂肪酸(パルチノン酸)の過剰摂取を減らす
2炭水化物(糖質+食物繊維)とたんぱく質の摂取
3BCAAを間食に摂取(1回3~5gを1日2回)
4EPAとDHAを摂取(各1000mgずつを1日1~2回に分けて)
5マグネシウム摂取量を500mgまであげる
6消化酵素サプリを摂る
を基礎としていきます。
1慢性炎症を抑えることで血管透過性を改善して肺胞への水分流入を減らします。
リノール酸→アラキドン酸へと代謝された後にロイコトリエンという血管透過性を亢進させるエイコサノイドの産生を促します。
パルミチン酸はTNF-αの分泌を誘導し、TNF-αによって活性化された好中球が血管内皮細胞の透過性を亢進させます。
TNF-αによる血管内皮細胞のバリアー機能障害の機序とその制御
2はアルブミン値を上げ、血管膠質浸透圧の低下を予防するための基礎になります。
たんぱく質の消化吸収をサポートするために6消化酵素サプリも役立ちます。
3BCAAも低アルブミンの改善が目的です。
4EPAとDHAは抗炎症により血管透過性を改善することが狙いです。
5マグネシウムは血管を適切に弛緩させることで過剰な血管内圧を下げる効果が期待されるだけでなく、血管内で起こる炎症の収束、血管透過性を改善する働きも確認されています。
結局のところは食事療法の三原則を基礎とした内容になりますが、これだけで万病の予防になるとも言えます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は北海道北広島市をはじめ、その周辺地域(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されております。
美沢整骨院では日常生活・運動時の怪我や痛みの治療の他にも、交通事故後のむち打ちや腰痛の治療・栄養・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。
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