北広島市「美沢整骨院」が解説!酸化について
2024/07/08
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院『美沢整骨院』は、身体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は『脂質は酸化を防ぐことが大切ですが、魚も干物にしてしまうと中に含まれるオメガ3脂肪酸は酸化してしまうのか』についてです。
結論から申しますと干物する過程で魚に含まれる脂肪酸も酸化します。
そもそも脂肪酸の酸化(過酸化脂質)はなぜ良くないのでしょうか?
栄養療法の観点で言えば高脂肪食や炎症性の脂肪酸(オメガ6)過剰にならないことに合わせ、体内の過酸化脂質が増えすぎないようにすることが大切です。
体内にある不飽和脂肪酸に対して一重項窒素、ヒドロぺルオキシラジカル(スーパーオキシド+プロトン)といった活性酸素が反応することで過酸化脂質が生まれます。
過酸化脂質とは体内の中性脂肪やコレステロールが酸化したものです。
特に酸化LDLコレステロールの蓄積は動脈硬化のリスクにもなります。
コレステロール自体はコルチゾールの原料なので重要です。
しかし、慢性炎症によるダメージや抗酸化物質(ポリフェノールやビタミンなど)の摂取不足によって活性酸素が増えてしまうと酸化LDLコレステロールとなり、これが血管壁に蓄積して動脈硬化のリスクになります。
また細胞膜を構成する脂肪酸に酸化が起きることで、遺伝子発現に関与する核にまでダメージが及ぶと考えられています。
結果、臓器の恒常性が保てず、病気の発症に繋がっていくと考えられています。
そのため、体内で起こる過酸化脂質の発生を抑えることは大切です。
しかし、「過酸化脂質の摂取=そのまま過酸化脂質が体内に発生する」というわけではありません。
脂肪酸を小腸から吸収する際に過酸化脂質は分解され、体内には取り込まれないようになっています。
ただしある程度までは…です。
高容量になることで過酸化脂質の摂取によって体内の過酸化脂質量も増えていきます。
そのらめ干物を毎日のように食べるのはお勧めできないです。
干物は縄文時代から存在していた食料保管方法であり、当時は肉や魚が腐りやすく手軽に保管することが困難でした。
たんぱく質が最も重要な栄養素でありながら、定期的な摂取が最も難しい栄養素でもあったのです。
それを少しでも工夫して保存できるようになったものが干物です。
これによって低たんぱく食を防ぐことが、はるかにメリットがあったのです。
現代では新鮮な肉や魚が手に入るので、栄養療法の視点だけで見れば干物を選ぶメリットはないのかもしれません。
頻繁に食べたいのであれば、「灰干製法」で作られたものを選ぶと良いでしょう。
天日干しで干物を作る際に空気と紫外線に触れることで酸化が進みます。
それを火山灰に被せて防ぐことで過酸化脂質の発生をかなり減らせます。
それによって、味や香りも良くなるので干物より高いというところがあります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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