月経不順とSIBO
2022/01/22
北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、カラダの痛みと向き合う、あなたのサポートをします。
今回は月経不順とSIBOについてです。
今まで治療してきた中で月経不順と便秘などで悩まれている方が多いように思えます。
美沢整骨院では鍼灸での治療・運動療法のほかにも栄養面でもアプローチして、症状の寛解に努めています。
SIBOは小腸内細菌異常増殖症の略です。
炭水化物を食べるとお腹が異常に張る(腹部膨満感)などの症状が起こるのが特徴です。
それに合わせて下痢気味になる方が多いですが、便秘気味の方もいます。
この2つは大いに関係があります。
まず月経不順=月経サイクルが安定しないということです。
月経サイクルには卵胞期・黄体期があり、黄体期は基本的に約14日で安定していますが、卵胞期が約14日ではなく不安定になります。
これは栄養状態、ストレス、睡眠などが卵胞の成熟に影響するからです。
甲状腺ホルモン、副腎ホルモンが直接的に卵子の栄養状態に関与するためストレスや睡眠不足も影響します。
しかしもっとも影響が強いのが栄養状態です。
低栄養(質的な栄養不足)になってしまうと卵子に存在するミトコンドリアが機能できず、卵胞の成熟が遅れます。
そうなると卵胞期が不安定になり成熟が遅れた分、月経サイクルに狂いがでます。
これが月経不順です。
つまり月経不順≒質的な栄養不足と捉えることが出来ます。
質的な栄養不足だと低栄養になり、血糖も安定せず、低血糖にもなりやすい状態です。
交感神経優位になり、腸全体の蠕動運動も止まり、消化液の分泌も減少します。
そうなると小腸内で糖質を上手く消化できず、蠕動運動が止まることで機械的消化も進まなくなります。
小腸内に糖が留まると小腸にいる細菌が糖を餌にして増殖します。
また消化液の分泌が上手くできないと抗菌効果が減少し、小腸内での細菌増殖に繋がります。
これらが合わさりSIBOの症状が起こります。
このように月経不順がSIBOを起こす訳ではありませんが、月経不順、SIBOの双方共に質的な栄養不足が土台となり起こっていると考えることが出来ます。
消化管の改善を図るには
①精製糖やリノール酸・人工甘味料を避け
②まずはサプリメントに頼らず、食事療法の三原則を基本とした食生活
をお勧めいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は北海道北広島市をはじめその周辺(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されております。
美沢整骨院では日常生活・運動時の怪我や痛みの治療のほかにも、交通事故治療のむち打ちや腰痛の治療・栄養・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。お体の不調などございましたらお気軽にご相談ください!
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