北広島市「美沢整骨院」が解説!ASTとALT以外に肝臓に負荷がかかっていないかを見る
2024/11/25
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、身体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は、前回に引き続き「ASTとALT以外に肝臓に負荷がかかっていないかを見るには」についてです。
ASTとALTは主に肝機能を推察する検査項目ですが、空腹時血糖、中性脂肪、LDLコレステロール、アルブミンなどと合わせることで、主に肝臓の状態を細かく見ることができます。
今回は空腹時血糖と中性脂肪です。
・ASTとALTが高め(脂肪肝)に合わせ、空腹時血糖と中性脂肪も高めの場合
これは質的な栄養不足の中でも高脂肪食+精製糖過剰によって脂肪肝が起こり、肝臓で炎症が起きていることがほとんどです。
肝グリコーゲンのキャパシティをオーバーするような過剰な糖摂取によって中性脂肪が合成され、食事に由来する脂肪も中性脂肪として反映されています。
血液検査の中性脂肪は脂肪細胞に取り込むことのできない脂質でもあります。
血中を漂う脂質が多すぎるのも過酸化脂質の発生に繋がり、動脈硬化など心疾患のリスクを高めることに繋がります。
そのため血中を漂う中性脂肪を減らして臓器のダメージを抑えるため、中性脂肪をグリセリン+遊離脂肪酸3つに分解し、脂肪細胞へ閉じ込めます。
これが進行した結果が肥満です。
しかし、肥満とは中性脂肪や遊離脂肪酸の過剰による脂肪毒性から身体を守るための防御方法でもあるのです。
中性脂肪を分解して脂肪細胞に閉じ込めるために必要なホルモンがインスリンです。
中性脂肪の分解自体はLPL(リポタンパクリパーゼ)という酵素が行いますが、インスリンはLPLを活性化させます。
インスリンの効きが悪い。
いわゆるインスリン抵抗性(耐糖能低下)が起きていると血糖を細胞内に取り込むことができず空腹時血糖も高くなります。
LPLの働きも悪く、中性脂肪を分解して脂肪細胞に取り込めなくなり、中性脂肪の値も高くなります。
高血糖+高中性脂肪の出来上がりです。
では何が原因でインスリン抵抗性が起きているのでしょうか。
ASTとALTの値からも高脂肪食と精製糖過剰は関与が強いと思われます。
ビタミンD、亜鉛、マグネシウムなどの不足も強く関与しますが、ASTとALTの値が高い場合は先に高脂肪食や精製糖過剰を取り除くことが重要になるケースが多いです。
このようにASTとALTだけでなく、他の検査項目もあわせることで、更に肝臓がどういう状態なのかを推察することができます。
血液検査リーディングのポイントは、単独の検査項目でけで考えない事です。
問診、視診、複数の検査項目も合わせることで改善するポイントが見えてくるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は、北海道北広島市をはじめその周辺地域(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されております。
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