北広島市「美沢整骨院」が解説!プロテインについて
2024/06/24
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院『美沢整骨院』は、身体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は『プロテインは腎機能を低下させるのか』についてです。
まずは、腎機能を悪化させるものをご紹介します。
それは…
1.尿毒素などの炎症を起こす代謝産物の蓄積
2.糖尿病や自己免疫疾患などの合併症
3.ミトコンドリア機能の低下
4.感染症
5.ディスバイオ―シス(腸内細菌叢バランスの悪化)
6.タイトジャンクションの破綻(リーキガット)
になります。
病気や感染症を省くと腸内環境の悪化に起因するものが多いことに気づきます。
ディスバイオ―シスやリーキガットにより腸内環境が悪化し、栄養素が十分に吸収できなくなり、ミトコンドリアも機能低下します。
また胃や腸内環境の悪化により未消化タンパクが発生し、これが腸でトリメチルアミンやインドールなどに代謝されて体内へ吸収されます。
体内へ吸収されたトリメチルアミンは肝臓でTMAO(トリメチルアミンーNーオキシド)に代謝されます。
これは尿毒素と呼ばれ、本来は代謝産物(老廃物)として腎臓から排泄されるものですが、多くなりすぎることで腎臓に蓄積します。
老廃物が蓄積することで組織で慢性炎症が起こり、腎臓で線維化が発生して腎機能が低下します。
このようにたんぱく質やホエイプロテインそのものが腎機能を低下させるのではなく、腸内環境の悪化、未消化タンパク、慢性炎症が原因になります。
肝臓も同様です。
腸肝循環というように門脈を介して腸内環境の影響を強く受けますし、尿毒素は肝臓で発生するので直接的に負担がかかります。
まとめますと・・・・
たんぱく質そのものが腎機能を悪化させるわけではありません。
腸内環境の悪化によって発生する未消化タンパクが腎機能に負荷をかけます。
未消化タンパクが体内で老廃物(尿毒素)に代謝され、これが蓄積すると腎機能低下につながります。
ホエイプロテインだけを1日に何杯も飲むような食生活は腸内環境を悪化させ、腎臓へ影響するかもしれません。
しかし、野菜、きのこ、海藻、穀物、果物、豆類なども食べるように食生活を改善して腸内環境が良好であればプロテインを1日1~2杯摂るくらいでは問題になりません。
むしろ低たんぱく質で不調が起きている方であれば、その不調が改善されることもあります。
もちろん低血糖や低胃酸などによってプロテインを飲むと便が臭くなったり、不調が出られる方もおられます。
その場合にはEAAに変える、はちみつなどの単糖と一緒に摂ることで問題が起こらなくなることもあります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は、北海道北広島市をはじめその周辺地域(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されております。
美沢整骨院では、日常生活・運動時の怪我や痛みの治療の他にも、交通事故治療のむちうちや腰痛の治療・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。
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