北広島市「美沢整骨院」が解説!アルブミンについて
2024/01/22
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、身体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は、「低栄養を疑い、カロリー摂取量を増やした方が良いことを示す検査項目」であるアルブミンについてです。
LDLコレステロールの低値は低タンパク・消化不良を疑いますが、体内に慢性炎症があるとコレステロール値が上がります。
また低栄養・低カロリーが亢進した際には甲状腺ホルモンの分泌が低下し、全細胞におけるコレステロール取り込みが低下し、血中を漂うLDLコレステロールが増加します。
これが無茶なダイエットによるLDLコレステロール増加の要因の1つです。
上記の慢性炎症によるマスキングや甲状腺ホルモンの影響から、LDLコレステロールは低栄養・低カロリーを読み取るマーカーとしては確実ではありません。
そこで使えるのがアルブミンです。
主に肝臓で生成されるたんぱく質であり、私たちの血管内を移動する全タンパク質の60%を占めています。
大変重要な役割を担っており、血管内に水分を保持する働き、ミネラルや脂肪酸や薬剤やホルモンなど結合して全身の細胞に運んでくれます。
栄養療法的には4.3~4.5g/dlくらいが良い数値とされており、一般的な基準地でも下限は4.0g/dlとされています。
3.5g/dl未満では低アルブミン血症と呼ばれる状態で低栄養が中~長期的に続いており、運動時に筋タンパクの分解を亢進させて廃用性萎縮を引き起こすリスクが高くなるとされています。
そのため低アルブミン血症の場合はリハビリも一時中止となりますし、運動も推奨されません。
このようにアルブミンも健康診断レベルで検査する一般的な検査項目ですが、栄養状態や炎症を推し量るのに大変有効な項目です。
かねてよりアルブミンの低下は低栄養を推察するマーカーと考えられていましたが、近年では炎症マーカーとしての性質が強いとされています。
炎症が慢性化し強いほど異化の亢進も進み、アルブミンの合成が行えなくなり、数値が減少していきます。
そのため抗炎症に働く栄養素をしっかり摂りながら、摂取カロリーも増やしていく必要があります。
そこで次回は、数回に分けてどういった栄養素を摂るべきかに触れていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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美沢整骨院では、日常生活・運動時の怪我や痛みの治療の他にも、交通事故治療のむちうちや腰痛の治療・栄養・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。お体の不調などございましたらお気軽にご相談ください!
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