こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。

北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。

今回は「栄養素について」をお伝えします。

栄養素についてDHCやネイチャーメイドなどでも効果があるのか分からないというご質問もあるので、それを踏まえてお答えします。

栄養素を調べる際は以下の３点がポイントになります。

①効果効能

②効能を発揮するための必要量

③効能を発揮するための代謝

今回コラーゲンを代表例にあげてご説明していきます。

仮にクライアント様から「肌を綺麗にするためにDHCのコラーゲンを摂っているけど効果あるの？」と聞かれたとします。

①効果効能

以前はコラーゲンを摂取しても消化の際にアミノ酸まで分解されるので、体内でのコラーゲン合成には関係しないと考えられていました。

しかし近年ではコラーゲンを摂取すると、そのペプチド・アミノ酸自体が信号として働いて体内でのコラーゲン合成が活性化することが分かっています。

つまりコラーゲンの摂取は「美肌に効果がある」と言えます。

②効能を発揮するための必要量

効能とは、ある物質の作用によって得られる効果を意味します。

コラーゲン合成を活性化するためにはどれくらいの摂取量が必要なのかを調べます。

そのためには１日１０g(10000㎎)のコラーゲン摂取が必要とされています。

DHCのコラーゲンは１回量2050㎎なので、すこし量が少ないことが分かります。

③効能を発揮するための代謝

コラーゲンは主にアミノ酸(ブロリン、ヒドロキシブロリン、アルギニン)を原料としており、その合成に鉄とビタミンCが必須です。

コラーゲンをサプリメントで１日１０g摂取すればアミノ酸は問題ありませんが、鉄、ビタミンCが不足すれば肌を綺麗にする作用は十分に得られません。

鉄とタンパク質が豊富な肉類も摂れているのか？

鉄とビタミンCを含んでいるほうれん草や小松菜も摂れた方が良さそうだ。ということが言えます。

上記の①②③をまとめると「肌を綺麗にするためにDHCのコラーゲンを摂っているけど効果あるの？」には下記のように答えることが出来ます。

コラーゲンは確かに美肌に効果があります。

しかし美肌の効能を期待するには１日１０g(10000㎎)が必要と言われているので、DHCの2050㎎だと少ないかもしれません。

１回推奨量の５倍摂る必要がありそうです。

またコラーゲン合成の材料としてアミノ酸、鉄、ビタミンCが必須ですから肉類やほうれん草なども定期的に摂るようにすると尚良いでしょう。

仮にコラーゲンをサプリで摂るならこういったものがお勧めです。

Sports Reasearchコラーゲンペプチド、無香料、434g(16オンス)(iherb.com)

こちらであれば１回量で１１gが摂取できます。

お味噌汁やスープなどに混ぜてコラーゲンを摂るのであればこちらがお勧めです。

Amazon|おさかなコラーゲン微顆粒160g(フィッシュコラーゲンペプチド100％)ヘルシーカンパニー|ヘルシーカンパニー|コラーゲン

こちらも小さじ4杯ほどで10～12g程度のコラーゲンが摂れます。

というような感じです。

ちなみに各栄養素ごとの効能や必要量を調べる場合に便利なのはこちらの書籍です。

アスリートのためのサプリメント事典(上)|山本義徳|本|通販|Amazon

アスリートのためのサプリメント事典(下)|山本義徳|本|通販|Amazon

上下巻ともに揃えておくと、体外の栄養素やサプリメントに対応できます。

 

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