こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。

北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合う、あなたのサポートをします。

今回は消化酵素サプリメントについてお伝えいたします。

「消化酵素サプリメントの減らし時」

消化酵素サプリメントは…

・生蜂蜜

・MCTオイル

・消化酵素サプリメント

この３つで栄養療法三種の神器と呼べるほどだと考えています。

栄養療法の初期では大変有用な食品・サプリメントですが、これらを減らすと時はいつになるのでしょうか。

今回は消化酵素サプリメントに限定してお話し致します。

もちろん「主訴」が減ってきたタイミングでも良いでしょう。

しかし、それでは消化酵素サプリメントのおかげで下痢に代表される主訴が減っただけなのかを区別することができません。

栄養療法らしく検査値をもとに考えてみましょう。

消化能力は血糖の変動に現れると言っても過言ではありませんし、空腹時血糖、HｂA1ｃ,中性脂肪あたりは目安になるかと思います。

またLDLコレステロールも３大栄養素がちゃんと消化吸収されていくと上がっていく項目です。

※慢性炎症によっても上がるので、抗炎症が出来ているのが前提条件です。

そこで上記の項目が低かった場合は、この項目を参考にします。

空腹時血糖が９０未満・HｂA1ｃ5.0未満・中性脂肪８０未満の場合は交感神経優位でありながら、血糖が維持できていないことを示します。

これらの条件が揃っている場合は多くの方が食欲が出ず、低血糖による不調を持っている方が多いです。

こういった方は上手く消化液が分泌できていないことが多いですから、消化酵素サプリメントをやめるとまだ体調が安定しないでしょう。

空腹時血糖　90～100

HｂA1ｃ　5.0～5.2

中性脂肪　80～100

これらが揃った場合は不安なく消化酵素サプリメントを減らしても良いでしょう。

ただし栄養療法を指導していらっしゃる方であれば、この３つが上記数字に安定するのはなかなか難しいことも理解して頂けるでしょう。

LDLコレステロールも目安にしていきます。

LDLコレステロールは３大栄養素を元に作られたアセチルCoAを原料にし、肝臓で生成されます。

またコレステロールを原料にして胆汁が生成されることから、ある程度の消化力を表していると言えます。

LDLコレステロールが80未満だった方が100～120くらいまで上がった場合は栄養素が充足して回復していることを示します。

これに合わせて上記３項目が良い数値に収まった時は消化酵素サプリメントは確実に減らしても良いタイミングと言えます。

もちろんそれを目指すのが栄養療法のゴールではありません。

「朝ごはんの時は消化酵素サプリメント摂った方が良いけれど、お昼ご飯の時はいらない」

「お昼ご飯は外食になることが多いから、この時は消化酵素サプリメントを摂ろう」

こういった感じで、自身に合わせたセルフマネジメントが出来るようになることがゴールです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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