こんにちわ。北海道北広島市の整骨院です。

北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合う、あなたのサポートをします。

 

慢性疲労を

栄養の問題

感覚の問題

の2点から考えていって

今回は感覚の問題についてです。

慢性疲労の方は常に過緊張・交感神経が優位な傾向がありますが、これを制御するために「呼吸数を減らす」ことから始めていきます。

しかし呼吸数を減らすことも対処法に過ぎません。

根本的に過緊張を引き起こしている問題があれば、そこを改善する必要があります。

もちろん仕事のストレスマネジメントやタイムスケジュールの整理なども必要ではありますが、今回は運動療法で対処できる部分の話になります。

脳の前頭葉が過剰な緊張を制御する働きを持っています。

しかし感覚入力の不足・アンバランスによって前頭葉が機能低下してしまいます。

この機能低下によって過剰な交感神経活動を制御することができなくなってしまい、慢性疲労に繋がることが考えられます。

感覚機能の低下が起こっているかを確認する際に、まず評価をしていくのが体性感覚です。

体性感覚は主に固有感覚と触覚から構成されていますが、特に固有感覚が重要です。

固有感覚は「内なる外」を構成する最も重要な感覚であり、固有感覚の機能低下によっても触覚過敏が起こります。

慢性疲労を抱えてる方は体性感覚と合わせて前庭覚と小脳の問題も疑うと良いでしょう。

体性感覚、前庭覚、小脳の評価だけでなく視覚の評価についてもご紹介しておりましたが、視覚エクササイズを単独で使うことはあまり多くはありません。

体性感覚、前庭覚、小脳の機能を改善することによって前頭葉・小脳による眼球運動の制御機能も向上します。

よって視覚評価は行いますが、視覚単独のエクササイズを行うことは少なく、小脳エクササイズの中に視覚機能を向上させる要素が内包されてることがほとんどです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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