糖質について
2022/09/07
こんにちわ。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合う、あなたのサポートをします。
今日は糖質の話です。
肥満の原因というと「糖質」と考えられがちであり、質的な栄養不足に陥った現代食では過剰摂取になりがちと思われています。
しかし実際のところ日本を含む近年の先進国では糖質摂取量は減少傾向にあり、脂質摂取が増加傾向にあります。
三大栄養素の摂取バランスを表すPFCバランスにおいて日本でも若干の高脂肪食化が進んでいます。
アメリカとイタリアを引き合いに出していますが、西欧諸国はさらに高脂肪食化が進んでいます。
糖質からのエネルギー摂取比率は50%を切っており、対して脂質からのエネルギー摂取が多くなっています。
もちろん「摂る栄養素の質」が重要です。
イタリアに関しては健康長寿食の代表格でもある「地中海料理」が伝統的な食事となっており、高脂肪食であったオリーブオイルがメインの脂質摂取源であれば、抗炎症に働くでしょう。
このように栄養素の量だけでは決められませんが、「摂る糖質の量」で肥満や健康が決まるというより質が大切であり、むしろ糖質摂取事態は減少傾向にあるのがわかります。
糖質摂取量が少なくなると肝グリコーゲンが十分に貯蔵されず、日中の低血糖を起こしやすくなっています。
太りそうな食品の代表格といえるカップ焼きそばですら、一品で見た栄養バランスとしては「低糖質高脂肪」なのです。
そのうえ食物繊維やタンパク質の摂取不足まで起こると一層「血糖の問題」が起こりやすくなります。
機能性低血糖です。
血糖に関しては…
・空腹時血糖が90~100程度はあること
・1日を通して血糖の波が少ないこと
この2点が重要です。
無反応性低血糖に注意は必要なもののこの2点が揃っていると「血糖」が安定していると言えるでしょう。
そのために食べるべき主食が炭水化物です。
炭水化物=糖質+食物繊維であり、未精製穀物を選ぶようにすると基本的に糖質の質も良くなります。
3食の主食ではグルコースの高分子結合であるデンプンを摂るようにしていきます。
つまり未精製穀物を選ぶようにすると良いでしょう。
それによってVB群、マグネシウムなど糖質代謝に必要な微量栄養素も同時に摂取可能です。
また精製穀物に対して食物繊維やタンパク質摂取量が多くなるのもポイントです。
3食で未精製穀物を主食に据えることで、食後の血糖の波を抑えやすく、肝グリコーゲンを補って空腹時血糖も維持しやすくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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