食事療法のはなし
2022/08/16
こんにちわ。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合う、あなたのサポートをします。
当院では慢性不調を改善するために栄養療法についてお伝えしてますが、その土台になるのが「食事療法」です。
質的な栄養不足に陥った食事が習慣化されてしまうことによって、何かしらのストレスや不調をきっかけとなり慢性疲労や免疫系疾患にような慢性不調を抱えることがあります。
そういった方に対して評価に基づき、欠乏した栄養素を補うことで寛解へ導くのが栄養療法です。
サプリメントなどを用いて欠乏した栄養素を補っていきますが、これだけではいつまでたっても体調が安定しないこともあります。
質的な栄養不足に陥った食事を続けたままで、そこにサプリメントを追加しても一時しのぎにしかならないのです。
それではどのようにして食生活を組み立てていくのか。
それを「食事療法の3原則」という形でご紹介しています。
食事療法を行う上で指導の要となるものが「食事療法の3原則」です。
1 まごわやさしい
2 調理の4カテゴリー(調理加工を少なくする)
3 ハンドポーションで量をきめる
「まごわやさしい」を基礎に主食、主菜、副菜が揃うように毎食を組み立てれば5大栄養素はある程度は補いやすくなっています。
そして調理加工を少なくすることで精製糖の過剰、高脂肪食を予防することが出来ます。
質的な栄養不足に陥った食事では食物繊維・ビタミン・ミネラルが不足していることがほとんどであり、場合によっては消化管の不調と共にたんぱく質不足の方もおられます。
「まごわやさしい」に基づいて食品を選択することである程度は食物繊維・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取することが可能です。
しかし、精製糖の過剰・高脂肪食は食物繊維・ビタミン・ミネラルの充足を阻害します。
これらは血糖を不安定にし、炎症を引き起こし、栄養素を排泄に向かわせる傾向があるからです。
そうするといくら食品選択が良くても食生活の土台は整いません。
そのため調理加工を少なくすることも重要です。
「まごわやさしい」の中から食品を選び、調理加工を少なくすれば食事の質は決まります。
最後に食事の量です。
食事の質が良くても量が不足することで、分解(異化)→合成(同化)への代謝の切り替えができておらず、不調が回復しないケースもあります。
女性に多く見られる貧血の内容も踏まえていくとMCVが低い場合などはその傾向が強いように感じます。
赤血球が適切に大きくなるための栄養素としてたんぱく質、鉄、VB6、亜鉛、VAなども重要ですが、そもそも総摂取カロリーが不足していると赤血球は成長できません。
栄養素の質が整ったら、次は栄養素の摂取量が十分かどうかを考えていきましょう。
そこでハンドポーションを用いておおまかな量をきめていき、運動量やストレス量などを考慮して微調整していきます。
このように「食事療法の3原則」に基づいた食事を組み立てることで、ある程度は栄養バランスを整えることが出来ます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
美沢整骨院は北海道北広島市をはじめ、その周辺地域(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されてます。
美沢整骨院では日常生活・運動時の怪我や痛みの治療のほかにも交通事故後のむち打ちや腰痛の治療・栄養・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。お体の不調などございましたらお声がけください!
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