食物繊維の話
2022/03/07
こんにちわ。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、体の痛みと向き合う、あなたのサポートをします。
今回は食物繊維のお話です。
1960年代から始まる食の欧米化に伴い「質的な栄養不足」が始まっています。
その中の一つが食物繊維です。
1日の摂取量が30グラム必要と言われていますが、現代人は15グラムと半分程度しか取れていないのが現状です。
食物繊維の働きは
・便秘(水溶性食物繊維)と下痢(不溶性食物繊維)の改善
・ミネラルの吸収率の向上(腸内の善玉菌によって腸内を弱酸性に保ちミネラル吸収率を高める)
・尿酸代謝の改善(キチンキトサンが尿酸値上昇を抑える)
・ビタミンB群の生成(腸内細菌は多くのビタミンBを産生します)
・食後血糖の上昇抑制(食物繊維が血糖値の急激なスパイクを防ぎます)
・脂質代謝の改善(食物繊維が脂質をからめとり便に排泄します)
・免疫寛容(腸内細菌が短鎖脂肪酸(らく酸)を産生し、免疫暴走を抑える細胞の血中増加を促してくれます)
・腸上皮細胞の新生
腸内には100兆以上の腸内細菌が私たちの健康を支えています。
腸内細菌の餌となるのが水溶性の食物繊維です。
具体的な食物繊維摂取の提案
・玄米(100g)当たり水溶性食物繊維0.7g 不溶性食物繊維2.3g
・納豆(50g)当たり水溶性食物繊維約2グラム 不溶性食物繊維3.9g
・玉ねぎ(約200g) 水溶性食物繊維5g
・人参(1本100g) 食物繊維3g
・えのきたけ 水溶性食物繊維0.3g 不溶性食物繊維4.2g
・わかめ等
主に水溶性食物繊維は
果物(ペクチン)
こんにゃく(グルコマンナン)
海藻類(アルギニン酸)
オーツ麦・大麦(Bグルカン)
玉ねぎ・ごぼう・キクイモ(イヌリン)
に多く含まれており
不溶性食物繊維
野菜・穀類(セルロース)
野菜・穀物・豆類(ヘミセルロース)
ココア・ピーナッツ・緑豆(リグニン)
キノコ類(キノコ類)
です。
食事の質を変えるのは以前投稿した主食の質を未精製穀物に変えていくのが1つのポイントいえます。
それにプラスしてお味噌汁または豚汁の中に玉ねぎや海藻、キノコ類をプラスすることで必要な栄養素を手軽にとることができます。
必要な栄養素を摂取しても、それを吸収してくれる消化管の機能が悪ければ吸収されません。
慢性的な炎症を抑える、血糖の維持を図る
この2つに取り組んだ後はぜひ食物繊維の質と量を確保していくのが大事ではないかと考えています。
美沢整骨院では身体の状況に応じたシステム
各栄養欠乏ごとの血液検査の変化
栄養欠乏ごとの対処
鍼灸での治療と運動療法でのアプローチをして、症状の寛解に努めています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は北海道北広島市をはじめ、その周辺地域(南幌、長沼、島松)の患者さんも多数来院されております。
美沢整骨院では日常生活・運動時の怪我や痛みの治療のほかにも、交通事故後のむちうちや腰痛の治療・栄養・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。お体の不調などございましたらお気軽にお声がけください!
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