PMSがひどい方に向けて・・・当院の考え方
2022/01/06
北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は、カラダの痛みと向き合う、あなたのサポートをします。
当院ではPMS(月経前症候群)の原因を”エストロゲン過剰”と考えて栄養療法を進めています。
エストロゲン過剰ですので...
・慢性炎症・肥満・肝機能低下によるエストロゲン過剰を取り除く
・低栄養によるプロゲステロン不足を改善する
この2点がポイントです。
To doをまずお伝えすると...
・毎食に主食(未精製穀物)を1品、主菜(肉魚類、たまご)を1品、副菜(野菜海藻きのこ類、大豆類)を2品
・調理を少なくする
・量は予防食の上限で摂る
・マグネシウム100~200㎎/1日
・亜鉛15㎎/1日
・イヌリン10~15g/1日
・ロイテリ菌
・ALTが低値の場合はP5P(VB6)50㎎/1日
・EPA、DHA各1000㎎ずつ/1日
まずはこのあたりがテンプレートになるかと思います。
慢性炎症を収束させるために高脂肪食、精製糖、お酒を取り除きます。
これで肥満、脂肪肝による肝機能低下も寛解へ向かいます。
次に必要な栄養素を摂り、卵胞の成熟を促してプロゲステロン分泌量を適正化すること。
また肝臓によるエストロゲンの分解能力の回復を目指します。
そこで重要度が高いのがマグネシウムです。
マグネシウムはATPを生み出し、卵子(卵胞)の成熟のために欠かせません。
細胞の成熟に欠かせないのは亜鉛も同様です。
またPMSでは銅過剰が起こっている可能性があり、そのバランスを取るために亜鉛サプリを摂取します。
※ここでは銅による造血の働きを抑えないようにするため15㎎と心持ち控えめにしています
過剰なエストロゲンは肝臓でCOMT(カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ)という酵素の働きで分解され、尿から排泄されます。
このCOMTの補酵素としてP5P(VB6)が必要です。
よってVB6不足(ASTーALT=3以上 AST14 ALT9のような状態)があればP5Pも選択肢になります。
そしてP5Pを作るためにはマグネシウム、亜鉛も必須です。
VB6は善玉菌によっても産生されるため、イヌリン、ロイテリ菌も入れてあります。
腸内の炎症を改善し、慢性炎症を収束させるという意味もあります。
あとは炎症を収束させるために初期はフィッシュオイルサプリでEPA、DHAを摂る。
こういったイメージです。
あとは低血糖や低タンパク状態にならないように食事療法の3原則が出来ていれば、まずは基本的なことは抑えられているかと思います。
いつもありがとうございます。
北海道北広島市にある美沢整骨院は北広島市をはじめその周辺(南幌・長沼・島松)の患者さんが多数来院されております。
美沢整骨院では日常生活・運動時の怪我や痛みの治療のほかにも、交通事故治療のむち打ちや腰痛の治療・栄養・競技力向上・機能改善のためのパーソナルトレーニングに関しても力を入れております。お気軽にご相談ください!
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