北広島市「美沢整骨院」が解説!慢性炎症が疑われる際の鉄欠乏について
2024/09/09
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院『美沢整骨院』は、身体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は「慢性炎症が疑われる際の鉄欠乏」についてです。
慢性炎症が起きてる際には鉄代謝(吸収~利用)にストップがかかります。
炎症性サイトカインIL-6が肝臓に結合することで、ヘプシジンというホルモンが生成され、鉄吸収にストップをかけてしまうためです。
貧血・鉄欠乏でも慢性炎症のままで鉄サプリを摂っても、まったく回復しないということはよくあります。
では慢性炎症を収束させながら鉄を充足させるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ポイントは下記になります。
・高脂肪食は避ける 炎症を引き起こすから
・低糖質は避ける 低糖質はIL-6分泌量が増えるから
・非ヘム鉄が豊富な食品を食べる ほうれん草、小松菜、大豆(納豆)
・たんぱく質とヘム鉄が含まれる食品を食べる 肉類、たまご、大豆
・ビタミンCが豊富な食材を食べる 葉物野菜、果物
・ラクトフェリンを摂る
高脂肪食は慢性炎症を引き起こし、低糖質はIL‐6分泌量が増えてヘプシジン産生量も増加します。
慢性炎症を収束させるためにも腸内環境の改善は必須ですが、そのために葉物野菜(ほうれん草、小松菜)を積極的に食べるようにしていきます。
そうすると食物繊維、非ヘム鉄、ビタミンCも摂れるようになります。
鉄欠乏状態では非ヘム鉄の吸収率が上がっており、そのタイミングでビタミンCなど非ヘム鉄の吸収を促進する栄養素を合わせて摂ることで、さらに吸収率をあげることが出来ます。
もちろんそれだけではなく、たんぱく質も摂りたいので肉類、たまごなども摂るようにしましょう。
やはり最終的に鉄の摂取量自体を稼ぐために肉類・たまごは欠かせません。
あとは、ラクトフェリンも1日250mg程度摂取すると良いでしょう。
慢性炎症が疑われる際の鉄欠乏の参考になさってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
美沢整骨院は、北海道北広島市をはじめその周辺地域(南幌・長沼・島松)の患者さんも多数来院されております。
美沢整骨院では、日常生活・運動時の怪我や痛みの治療の他にも、交通事故治療のむちうちや腰痛の治療・パーソナルトレーニングに関しても力を入れております。
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