血液検査以外の炎症反応の判断について
2023/07/24
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は血液検査以外の炎症反応の判断についてです。
血液検査のCRPなどで炎症の反応の判断ができますが、血液検査以外での簡易な判断となるのは問診、視診になります。
問診で聞くべきなのは食欲、便通、睡眠、性機能(月経や性欲)です。
炎症が収束すると肝グリコーゲンが枯渇しづらくなり、低血糖による不調がおこりづらくなります。
結果として疲労感が激減し、食欲不振、ドカ食いなどが無くなります。
慢性炎症により過剰な交感神経活動が起こり、消化不良に陥り、下痢が起こります。
また交感神経活動により腸の蠕動運動が少なくなり、便秘も起こるケースもあります。
つまり下痢や便秘の根底にも炎症が潜んでいる可能性があるため、便秘の改善も炎症の収束を意味します。
慢性炎症の状態になっている人は、炎症性サイトカインの増加による交感神経の活性化が起こります。
これによって睡眠の質も悪化しています。
炎症により低血糖が起こりやすくなっていると夜間や起床時の低血糖も起こりやすくなっています。
中途覚醒が少なくなった、起床時の倦怠感が減ったなども炎症の収束を意味するケースもあります。
性機能も炎症と大きく関係しています。
コルチゾールスティールによりテストステロンなどの生成が少なくなると性欲が激減します。
慢性炎症によってエストゲンの過剰分泌が起こると月経痛が憎悪します。
女性の場合は月経痛の寛解も慢性炎症の収束を意味します。
食通、便通、睡眠、性機能以外にも免疫も問診における判断材料になります。
花粉症、喘息などの程度からも炎症が推察できます。
粘膜機能や免疫の低下により花粉症は発生しますが、その結果として炎症が起こります。
喘息も気管支での炎症が発生しています。
よってこれらの程度がマシになっていることは慢性炎症の収束を意味しています。
視診で診るべきポイントは肌です。
肌荒れやアトピーなどは炎症です。
これらの症状が寛解し、肌質が改善されることは炎症の収束を意味します。
血液検査以外では特に上記のような点を参考にしていただくと良いかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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