食物繊維について
2023/07/21
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は、食物繊維です。
食物繊維は、未病の根底にある慢性炎症、低血糖、消化機能低下のすべてに直接的に関与します。
慢性不調を持っている方の食生活をカウンセリングする際、「食物繊維はとれているか」を確認するようにしています。
私も栄養療法の勉強を始めるまでは食物繊維について「カロリーをほぼ持たず、ダイエット中でもたくさん食べてよいもの」程度の認識でした。
しかし多くの不調の根底には食物繊維不足が隠れていると言っても過言ではありません。
では特にどういった時に食物繊維の摂取量を増やす方が良いのでしょうか。
1.LDLコレステロールが高い
2.尿酸値が高い
3.食後高血糖や機能性低血糖が起こる
4.便秘
この4つでは間違いなく食物繊維の不足を疑うと良いでしょう。
1.LDLコレステロールですが、水溶性食物繊維が持つ胆汁酸の排泄によるものです。
消化液の胆汁はコレステロールを原料にして生成されますが、この胆汁の腸からの再吸収を抑えることでLDLコレステロール値を低下させます。
また短鎖脂肪酸による腸肝修復や炎症効果によって、炎症によって上昇しているLDLコレステロールも低下させます。
2.尿酸に関してはキトサンが持つ効果が高いとされています。
キトサンはキノコでも、しめじに多く含まれています。
それ以外にも鶏むね肉に多く含まれるアンセリンというペプチドにも尿酸排泄効果が期待できます。
脂肪肝に代表されるような炎症や果糖の過剰摂取によっても尿酸は上昇するので、「まずは取り除く」を忘れないようにしましょう。
3.食後高血糖と機能性低血糖がある場合も食物繊維の不足を疑います。
食物繊維(特に水溶性)の摂取によって消化管ホルモンの1つであるGLP-1の分泌が促進されます。
これによって適切にインスリンが分泌されて、食後の血糖急上昇を抑えます。
一部の方では、一時的に水溶性食物繊維の摂取量を減らす必要のある方がいます。
4.便秘についても食物繊維(特に水溶性)の不足を疑います。
そもそも便の原材料になっているので、便秘改善において大変重要な栄養素です。
しかし低血糖や甲状腺ホルモン分泌低下やストレスの影響で消化管の蠕動運動が止まっている場合hが、食物繊維の摂取だけでは改善できません。
食物繊維は十分摂っているが、低糖質ダイエットをすると便秘になる人などは上記の影響が考えられます。
便秘は未病のもとですから、便秘にならない程度の糖質コントロールをしてダイエットしていくと良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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