血糖と自律神経のバランスの問題
2023/07/12
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は、血糖と自律神経のバランスの問題についてです。
慢性疲労に悩む方の多くが血糖・自律神経のバランスに問題を抱えています。
様々なストレス(物理的・心理的・生理的・科学的)を受けています。
適度なストレスは刺激となって適切に交感神経を働かせることになり、幾分かの恩恵もあります。
しかし質的な栄養不足に陥った食事自体が化学的なストレスになり得ます。
慢性炎症、低血糖、消化不良、鉄欠乏=酸欠
これらは化学的なストレスです。
これが慢性的・過剰になることで交感神経が過度に働き、コルチゾールやカテコールアミンの慢性的な放出に繋がります。
そうなると栄養素を元にして生成されるホルモンであるコルチゾールはいずれ分泌量が低下してきます。
これが慢性疲労の状態です。
コルチゾールの分泌量が低下すると糖新生が出来なくなり、低血糖に陥りやすくなります。
慢性疲労に悩む方の空腹時血糖は90未満になっていることがほとんどです。
特に症状が強い場合は80未満になっていることもあります。
ただしあまり頻繁に低血糖を繰り返している方はHAAF(低血糖関連自律神経応答不全)を引き起こし、低血糖の症状が無自覚化します。
そういった場合はHbA1cも見るようにすると良いでしょう。
慢性疲労を抱えている方で慢性的な低血糖が起きている場合はHbA1cが4.6未満になっていることもあります。
フィットネスレベルであれば、5.0未満でも低血糖に由来する不調を抱えている方と睨んでも良いでしょう。
空腹時血糖・HbA1cと合わせて見るべきなのが中性脂肪です。
空腹時(食後5時間以降の採血)であれば、適切に糖が摂れているか、過剰なストレスに晒されていないかの指標になります。
冒頭でも述べたように慢性的なストレスによってコルチゾールやカテコールアミンが持続的に放出されることで中性脂肪が分解されます。
この影響によって中性脂肪が低値を示します。
もちろん慢性的な低血糖の方も化学的なストレスによって低くなります。
しかし、それだけではありません。
摂取した糖質が肝グリコーゲンの上限を超えると中性脂肪として合成されます。
糖質摂取量が少なくても中性脂肪は少なくなってくる傾向があり、中性脂肪が80未満の場合はストレスによる過剰な糖新生か糖質摂取が足りていないことを示します。
栄養療法を行う際は、まずは血糖関連の項目を見るようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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