糖質を摂る意味
2023/06/05
こんにちは。北海道北広島市の整骨院です。
北広島市の整骨院「美沢整骨院」は体の痛みと向き合うあなたのサポートをします。
今回は糖質を摂る意味です。
糖質を摂る意味は「血糖を安定させる」ことです。
糖質はもっとも早く血糖として利用でき、特に慢性疲労患者は適切に摂取すべき栄養素です。
ダイエット指導をする際は低血糖に陥らないように、適度に減らしながら体脂肪を落としていきます。
では肥満と低血糖を予防するためには何を目安に糖質摂取量を決めれば良いのでしょうか。
1.肝グリコーゲン
2.ストレスレベル(運動も含む)
の2点を目安に摂取量を決めていきます。
私たちが摂取した糖質の一部はそのまま血糖として利用されますが、多くは肝グリコーゲンとして貯蔵されます。
肝グリコーゲンの貯蔵量は個人差がありますが100g程度になっており、食後3時間以降はここから糖を取り出して血糖を安定させています。
肝グリコーゲンの貯蔵残量が30~60%の頃が特に体脂肪が分解されやすいとされており、この状態を維持しやすい糖質摂取量が拳1個分程度(お茶碗0.5杯)です。
この糖質摂取量であれば、比較的スムーズに体脂肪を糖新生し、減らしていくことができます。
しかし拳1個分では低血糖の症状が強く出る方がいます。
これは慢性疲労気味の方に多く、ストレスレベルに関係しています。
肝グリコーゲンの貯蔵は副交感神経によって活性化され、肝グリコーゲンの分解は交感神経によって活性化されます。
つまり精神的なストレスレベルが強い方は摂取した糖質が肝グリコーゲンとして貯蔵しづらく、肝グリコーゲンはどんどん分解されて枯渇しやすくなっています。
結果、糖質は摂っているのに低血糖の症状が起きやすいという状態が起こります。
こういった方はダイエットを行っていないのに中性脂肪が80未満、食が細いORダイエット中のかたは中性脂肪が50未満になっている方が多いです。
よってストレスが強い方は肝グリコーゲンだけではなくて、ストレスレベルも考慮して糖質摂取を考えていく必要があります。
しかし「ストレスが強い=1食での糖質摂取量」を増やすこでは対処できません。
これは場合によっては機能性低血糖か消化不良を引き起こし、疲労感や腹部膨満感を助長させてしまいます。
3食以外に捕食もうまく活用して、血糖をコントロールしていく必要があります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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